こんにちは
医者夫です
本日は
知られざる
『麻酔科医の意外な役割』について
書きます
![](https://drandheppoko.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
麻酔科医の意外な役割って何?
気になります
麻酔科医の意外な役割
それは病院内で患者さんの容体が悪化し
命の危険にさらされた時に
主治医だけでは対応できない時
呼ばれるのはなんと
『麻酔科医』なのです
意外じゃないですか?
病院によっては
麻酔科医がいなかったり
救急医が呼ばれたりと
病院によって
システムの違いはありますが
![](https://drandheppoko.com/wp-content/uploads/2022/03/emergency-g3ab3aeac9_1920-1024x678.jpg)
なぜ麻酔科医が呼ばれる?
以前の記事
『麻酔科医って何してる?』
で説明しましたが
麻酔科医は普段から
下記のようなことをしています
①患者さんの呼吸を止めて『挿管』をして
呼吸の管理をする
②血圧などの全身管理
![医者夫](https://drandheppoko.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctor.png)
挿管とは
呼吸を助けるための
細い管を患者さんの
口から入れることです
それゆえ
容体の悪化して
呼吸が止まったり
心臓が止まってしまったり
した状態の患者さんを
診るために必要な知識や技術を
普段から実践しているのです
どんな風に呼ばれるの?
例えば
入院中の患者さんや
外来に来た患者さんが
急に廊下で倒れたとします
呼吸や心臓が止まっているような
超緊急で対応が必要な時は
全館放送で
『コードブルー』
とか
『スタットコール』
とか病院により呼び方が違うのですが
コールされます
(おそらく他の患者さんを
動揺させないように)
![](https://drandheppoko.com/wp-content/uploads/2022/03/hallway-g99e16d8e2_1920-1024x1024.jpg)
この超緊急のコールがされると
手の空いた医療従事者は基本的に
全員その場所へ駆けつけます
その場所に多くの人が集まるため
人だかりができるのですが
麻酔科医や救急医は
それをくぐり抜け
患者さんの近くにいき
状況を聞きながら
必要な処置をしたり
他のスタッフに指示をして
救命します
そんなに人が集まってどうするの?
患者さんの倒れた場所に
何でも道具や専門家が
存在しているわけではありません
![](https://drandheppoko.com/wp-content/uploads/2022/03/vet-g38e265c02_1920-1024x741.jpg)
なので処置に必要な物品を集めたり
点滴を取ったり
心電図モニターを付けたり
様々やることがあります
中でも
心臓マッサージは
場合により30分とか1時間
やり続けることもあり
大変なので人手が必要です
![医者夫](https://drandheppoko.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/doctor.png)
人手が十分確保されたり
状態がすぐに改善されれば
みな元の仕事に戻っていきます
おわりに
いかがだったでしょうか
麻酔科医の
知られざる意外な役割
麻酔科医ってあまり
メジャーではないと思うので
また機会があれば
仕事のことも記事にしたいと
思います
では!
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